夏の使者 ”新子” 季語は夏
毎日蒸し暑い日が続きますね。
今年も新子の季節がまもなくやってきます。
小肌の稚魚である新子は、梅雨明けから3週間ほどの期間が最盛期です。
産地は、静岡県から始まって九州で終わります。
桜前線とは逆の動きをする不思議な魚です。
初ガツオに次ぎ、江戸っ子が珍重した代表的な江戸前鮨の食材です。
毎年、新子のはしりは、法外な値段が付きます。
その後、たくさん出回る頃になるとお値段も安くなり
とても美味しくなります。
旬=最盛期
もうそろそろです。
小肌とはまた違う味わいの
言わば “海の味、潮の香り”
を楽しむと言ったものです。
“新子を食べて夏を知る”
と川柳にも歌われています。
つづく