寿司の起源
寿司の起源は、関西の熟れずしです。
海水に浸った魚が自然発酵し、酢漬けになったことからのようです。
魚にご飯を加えて漬け込む鮒すし(ふなずし、滋賀県の郷土料理)は
やがて代表される熟れずしに変化しました。
関東の寿司は、箱の中に米酢の酢飯、
寿司の上に醤油で煮た野菜、干瓢、椎茸をのせたちらし寿司のようなものでした。
(醤油の産地である野田が近い影響もあったようです。)
江戸で最も古い鮮魚を使った寿司は、やはり日本橋魚河岸の屋台が発祥だそうです。
日本橋魚河岸で扱われていた生の魚たちは鮮度がバツグン!!
ここで手に入る生魚と酢飯をてっとり早く握るお寿司は画期的でした。
せっかちな江戸っ子気質にぴったりハマったのです。
「こんなことができるのは大江戸だけ!!」
「どうだ関西!!」と
何かにつけて関西と張り合うクセがここでも出しまったのでしょう(笑)
主人の親方も築地生まれ。
ここは力が入るセリフだったようです。(笑)
次回へつづく。
【参考文献】
https://www.mizkan.co.jp/sushilab/manabu/1.html